
![]()

長谷川 博紀くん
私は公立高校に入学しましたが、ほとんど学校には行かずに辞めました。中退後、在学中から続けていた仕事をしていましたが、やりがいを感じなくなり、「このままじゃイヤだな」という思いが頭をもたげてきました。そう思っているうちに「消防士になりたい」という夢ができたのです。その夢を叶えるにはどうしたらいいか調べると、高校中退では消防士になるための試験は受けられないということが分かりました。そしてさらに調べていくと「高認」という制度があって、それに受かれば高校卒業程度の学力があると認定され、進学だけでなく、国家試験などの受験資格があたえられるということ、またそのための予備校があることを知り、第一高等学院に入学しました。勉強に関しては4年のブランクがあったのですが、私は20歳で周りは年下ばかりでしたので、初めは勉強よりも学校の雰囲気に馴染むのが大変でした。今になってみればなんということはないのですが、この時はさすがにとまどいました。しかし、そうした年下の人たちが次第に私のことを「にいちゃん」的な存在として位置づけてくれて、私自身も居やすくなりました。
私のような回り道を他の人に勧める気はありませんが、何らかの理由で中卒のままや高校を中退して社会人となり、そんな中で何か自分のやりたいことを見つけ、夢を持った人は、いつでも「高認」という制度を使って再挑戦できるのだということを知っておいてほしいと思います。