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【有機化合物について】
〔問1〕
有機化合物は炭素原子を骨格とした分子からできている。構成元素は炭素、水素、酸素、窒素、硫黄、リン、ハロゲンなどでその種類は少ない。無機化合物に比べて、一般に融点・沸点が低く、燃えやすい。
〔問2〕
アルカンは炭素数4以上のものから、構造異性体が存在する。例えば炭素の数が4つのアルカン(分子式
)の構造異性体は以下の2つが存在する。
アルカンは常温付近では安定であるが、塩素と混合して光を当てると置換反応が起こる。例として、メタンと塩素の化学反応式を次に示した。
アルカンは分子中の炭素と炭素の結合は単結合であり、回転することができる。
単結合であるので付加反応は起きない。
アルカンは水と水和し溶けやすい官能基(親水基)を分子中にもっておらず、そのため、水には溶けにくい。
〔問3〕
メタノール(
)の水溶液は中性である。
親水性の官能基であるヒドロキシ基(ヒドロキシル基)−OHを持っている。ヒドロキシ基の1分子に占める割合が非常に大きいため、水にはよく溶解する。
アルコール1分子中に含まれるヒドロキシ基が1つの場合、1価アルコール、2つの場合、2価アルコールという。メタノールは1分子中にヒドロキシ基を1つしか持っていないので、1価アルコールである。
ヒドロキシ基−OHが結合している炭素原子に次図のように他の炭素原子が何個結合しているかで第一級アルコール、第二級アルコール、第三級アルコールに分類される。



したがって、メタノールは第一級アルコールである。
メタノールは燃えやすく、アルコールランプの燃料などにも用いられている。
〔問4〕
ア〜ウの化合物は以下のようになる。


※平成19年度受験対策 高認試験問題集(旺文社刊)から抜粋